「小食なトイプードルがドッグフードを食べてくれない…」
「目ヤニや毛づやを改善できるドッグフードはあるの?」
たくさんのドッグフードの中から、トイプードルに合ったドッグフードを選ぶのは難しいですよね。
そこで今回は、トイプードルに必要な成分から考えた、本当におすすめできるドッグフードを5つご紹介していきます。
トイプードルにおすすめのドッグフードの選び方
4つのポイント
- 良質で高いタンパク質が理想
- 必須脂肪酸(オメガ3/オメガ6)
- グレインフリーを選ぶ
- 人工添加物不使用
この4つのポイントをおさえておくことで、トイプードルにおすすめのドッグフードが選びやすくなります!では、この4つのポイントを詳しくみていきましょう。
【1】良質で高いタンパク質が理想
トイプードルはひざ関節の病気にかかりやすい犬種なので、筋肉維持に役立つ良質で高いタンパク質のドッグフードを選んであげてください。
また、トイプードルは食事の量も少ないので、少量でしっかりと栄養が摂取できるという点でも、動物性タンパク質50%以上の高タンパクなドッグフードが理想的です。
「高タンパクは肝臓に悪いのでは?」と心配する声も聞きますが、犬は高タンパクの食事に適した身体の作りをしています。良質なタンパク質をたっぷりと使用している方が身体に負担のない食事なんです(^^)/
【2】必須脂肪酸(オメガ3/オメガ6)
トイプードルの特徴でもある、クルクルの毛並みと毛づやを維持するためには、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸を一緒に摂取することが不可欠です。
原材料名に“魚・魚のオイル・ひまわり油・亜麻仁油”などの、良質な脂質が含まれているものが特におすすめです♪
【3】グレインフリーを選ぶ
グレインフリーとは、穀物が一切入っていないドッグフードのことです。トイプードルに限らず犬は穀物を消化しにくいため、消化不良を起こしたり、アレルギーの原因になったりする可能性があります。
最近では食物アレルギーを抱えるワンちゃんが多くなっているので、アレルギーを発症させないためにも穀物不使用のドッグフードで予防しましょう。
【4】人工添加物不使用
トイプードルに多い涙やけは、保存料や着色料などの人工添加物が原因となっています。
目ヤニが多くなると目のまわりを清潔に保つことが難しくなり、皮膚炎や角膜炎を引きおこす原因となります。涙やけを改善・予防するためには、人工添加物不使用の無添加ドッグフードを選びましょう。
次に、トイプードルに必要な栄養と成分を配合している、本当におすすめしたいドッグフードを5つ選びました!トイプードルのドッグフード選びに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください(^o^)丿
トイプードルにおすすめのドッグフード5選
1位モグワン
単品価格 | 定期条件 | 内容量 |
---|---|---|
単品3,960円 定期3,564円 |
解約自由 | 1.8kg |
推奨ライフステージ | メイン食材 | 原産国 |
4ヵ月~シニア犬 | チキン&サーモン | イギリス |
モグワンは、タンパク源であるチキンとサーモンが56%も使用されているので、良質で高いタンパク質を配合しています。
グレインフリーで人工添加物不使用なので、目ヤニ対策にも効果があると人気の高いドッグフードです。
また、必須脂肪酸(オメガ3・6)やDHA・EPAをバランスよく配合しているので、トイプードルの特徴的な毛並みや毛づやを維持するために最適なドッグフードとなっています(*^-^*)
2位カナガン
単品価格 | 定期条件 | 内容量 |
---|---|---|
単品3,960円 定期3,564円 |
解約自由 | 2.0kg |
推奨ライフステージ | メイン食材 | 原産国 |
2ヵ月~シニア犬 | チキン | イギリス |
膝関節の病気にかかりやすいトイプードルですが、カナガンには「グルコサミン」「メチルスルフォニルメタン」といった、関節や骨の強化に効果のある成分が配合されています。
脂肪分の低いチキンが51%使用されているので、活動量の多いトイプードルにおすすめのドッグフードです。ミネラル・ビタミン・アミノ酸もバランスよく配合されているので、毛並みや毛づやの改善にも期待できますよ♪
3位アランズナチュラル
単品価格 | 定期条件 | 内容量 |
---|---|---|
単品3,960円 定期3,564円 |
解約自由 | 2.0kg |
推奨ライフステージ | メイン食材 | 原産国 |
7ヵ月~シニア犬 | ラム肉 | イギリス |
アランズナチュラルのメイン食材であるラム肉は、高タンパク・低カロリーで、脂肪燃焼効果が期待できることから、生活習慣病の予防やダイエット中のトイプードルにもおすすめです。
消化に良い大麦・オーツ麦が配合されているので、腸内環境が整って便の状態や毛づやが良くなったと口コミ評判の高いドッグフードです!グレインフリーが苦手な子はこちらを試してみてください。
4位アカナ アダルトスモールブリード
単品価格 | 定期条件 | 内容量 |
---|---|---|
単品1,188円 | - | 340g |
推奨ライフステージ | メイン食材 | 原産国 |
成犬(小型犬用)~ | チキン&フィッシュ | カナダ |
アダルトスモールブリードは、チキンとフィッシュを60%も使用しています。
新鮮な魚とニシン油が配合されているので、トイプードルの特徴的な毛づやに必要なDHA・EPAなどの、必須脂肪酸をバランスよく摂取することができます。
また、亜鉛は他の栄養素に阻害されて不足しがちなのですが、“亜鉛キレート”が配合されているので亜鉛の吸収を良くしてくれています。亜鉛不足は皮膚に悪影響があるので、皮膚や被毛の状態が悪い場合はこちらがおすすめです(^^)v
5位ナチュロル
単品価格 | 定期条件 | 内容量 |
---|---|---|
単品3,000円 定期4,980円(850g×2) |
解約自由 | 850g |
推奨ライフステージ | メイン食材 | 原産国 |
子犬~シニア犬 | 牛肉/鶏肉/馬肉/魚肉 | 日本 |
国産で無添加ということで評価の高いナチュロルは、安定持続型のビタミンCを配合しています。吸収率の良い安定持続型ビタミンCは、身体の内側から健康と毛づやの向上をサポートしてくれます。
ナチュロルはカロリーが100gあたり400kcalと高めなので、少量で必要な栄養を摂取することができるのもポイント!小食で悩んでいる飼い主さんに試していただきたいドッグフードです(^o^)丿
目的別ドッグフードの選び方
小食だったり持病があったり…。愛犬に合ったドッグフードを選んであげたいですよね。そこで、トイプードル特有の悩みや、かかりやすい病気・運動量・年齢別にドッグフードの選び方もご紹介していきます。
トイプードル特有の悩み別ドッグフードの選び方
食いつきが悪い
しっかり食べてほしい!という思いで、ドライフードを温めたり、トッピングをしてみたり…。あの手この手で頑張ってみても食べてくれなかった…という時はどうしたらいいのか悩んでしまいますよね(:_;)
どうしても食べてくれない…というワンちゃんには、食いつきの良さを追求したモグワンがおすすめ!同じ悩みを抱えている飼い主さんに、ペロリと完食した時の感動を味わってもらいたいです♪
小食
もともと食が細い子が小型犬には多いので、少量でしっかりと栄養を補給できる、ナチュロルやカナガンのようなドッグフードを選んであげましょう!
涙やけ
保存料などの人工添加物が涙やけを起こす原因なので、今回ご紹介したプレミアムドッグフードのような無添加の物を選ぶようにしてください。
毛づや
トイプードルはさまざまなヘアスタイルが楽しめることでも人気の犬種ですが、毛質がボサボサだとおしゃれなカットもイマイチ…。
そうならないためにも、毛づやを良くするオメガ3・オメガ6を含んだ、アカナなどの魚系のドッグフードがおすすめです(*’ω’*)
トイプードルがかかりやすい病気の予防別ドッグフードの選び方
関節炎
ポイント
- 良質で高いタンパク質
関節の病気にかかりやすいので、筋肉を維持するために必要な良質なタンパク質で作られた、モグワンやカナガンのようなドッグフードでひざ周りのケアを行いましょう!
良質で高いタンパク質とは?
- 良質なタンパク質…原材料名に「鶏肉・ラム肉」などの肉の名前が記載されている
- 高タンパク…タンパク源(肉・魚)40~50%程度
白内障
ポイント
- 抗酸化作用のあるビタミンCやE
ビタミンCが不足することで水晶体の衰えが進んでしまうので、抗酸化作用の強いビタミンC・E脳には糖質が必要ことで効果がアップします。
ナチュロルドッグフードのような、壊れにくい安定持続型ビタミンCが配合されているドッグフードがおすすめです。
突発性てんかん
ポイント
- 必須脂肪酸(オメガ3/オメガ6)
- 糖質(さつまいも/かぼちゃ)
- 鶏ささみ
オメガ3や鶏ささみ・ビタミンB群は脳や神経の働きをサポートします。また、脳には糖質が必要なので、これらの栄養をすべて含んだモグワンやカナガンがおすすめです。
膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)
ポイント
- 良質なタンパク質
- グルコサミン・コンドロイチン
- ビタミンD
膝のお皿が脱臼してしまう病気です。骨の強化に必要なグルコサミン・コンドロイチンやビタミンDを配合した、アカナやオリジンなどの魚系ドッグフードがおすすめです。
脱臼を防ぐためにも、愛犬が生活する空間にはじゅうたんなどを敷いてあげてくださいね(^^)
トイプードルの運動量別ドッグフードの選び方
カロリー/100gあたり | おすすめのドッグフード | |
---|---|---|
平均的な運動量のトイプードル | 350kcal | モグワン |
運動量の少ないトイプードル | 340kcal | アランズナチュラル |
運動量の多いトイプードル | 360kcal | カナガン |
トイプードルに必要な1日の平均的な運動量は、【1日1~2回/15~30分ずつ(約1~2km)】が理想的です。
ドッグフードによっては、運動量に合わせた給餌量も記載されていますが、愛犬の体型をチェックしながら給餌量を調節するのがポイントです(*’ω’*)/
愛犬の体型チェック表
引用元「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」
年齢別ドッグフードの選び方
特徴 | ドッグフードの選び方 | おすすめドッグフード | |
---|---|---|---|
子犬用 | たくさんの栄養を必要とする時期 | 高タンパク・高栄養 | カナガン |
成犬用 | バランスの良い栄養を必要とする時期 | ⇒ドッグフードを選ぶ4つのポイントにもどる | モグワン |
高齢犬用 | 内臓機能に負担のかからない質の良いフードを必要とする時期 | ・高タンパク ・低カロリー ・グルコサミン/コンドロイチン配合 |
ピッコロ |
特に子犬の時期に「何を食べさせたらいいの?」と聞かれることが多いので、【高タンパク・高栄養】のドッグフードをおすすめしています(*^-^*)
内臓や骨など、健康な成犬になるためにたくさんの栄養を必要としている時期なので、“小さく育てたいから食事を少なめに…”なんてNG!!
低血糖を引きおこして最悪の場合は死んでしまうこともあるので、離乳食の時期は1日3回・ドライフードになったら1日2回に分けて、しっかりとご飯を食べさせてあげてくださいね。
便の様子でフードが合っているか確認しよう
便の状態
良好 | 注意 | |
---|---|---|
硬さ | ・やや硬めの便 ・崩れずに拾える便 ・やや柔らかめの便 |
・硬い/柔らかい(消化不良) ・泥状(腸内環境の悪化) ・水様便(感染症) |
色 | ・黄土色/茶褐色(食物繊維が多いフード) ・黒っぽい(肉類の多いフード) |
・グレー/白(胆汁が異常) ・赤(感染症) |
回数 | 1日1回~2回 | 普段よりも極端に多い(消化性の悪いフード) |
ニオイ | 同じフードだけを与えていれば毎日同じニオイ | ・生臭い ・血のニオイ ・硫黄のニオイ |
愛犬の便が“硬すぎる”“柔らかすぎる”という場合は、ドッグフードで消化不良を起こしている可能性があります。今食べているドッグフードの原材料の欄を一度確認してみましょう。
小麦やトウモロコシなどの穀物類が多い場合は、グレインフリーで高タンパクの消化しやすいドッグフードに切り替えることをおすすめします。
トイプードルにおすすめのドッグフードまとめ
4つのポイント
- 良質で高いタンパク質
- 必須脂肪酸(オメガ3/オメガ6)
- グレインフリー
- 人工添加物不使用
たくさんのドッグフードの中から、トイプードルに合った成分が含まれているかを見分けるのはとても難しいですよね。
しかし、この4つのポイントをおさえておくだけで、ドッグフード選びがぐんとわかりやすくなります!愛犬に合ったドッグフードを見つけて、健康で長生きしてもらいましょう(*´з`)