室内犬を飼っているほとんどの人が、愛犬の抜け毛に悩まされますよね。
「愛犬の抜け毛が多くて病気か心配…」
「掃除機ではなかなか吸いきれない…」
抜けやすい時期は想像以上に抜けるので、掃除に苦戦したり病気が心配になりますよね。そこで今回は、愛犬の抜け毛対策からおすすめのグッズまでご紹介しています。
最初に抜け毛が少ない・多い犬のランキングもご紹介していますので、これから犬を飼う人は参考にしてみてくださいね。
この記事でわかること
抜け毛が多い犬・少ない犬ランキング
まずは抜け毛の多い犬と少ない犬のランキングをみていきましょう。
抜け毛が多い犬種トップ3
1位 | ゴールデンレトリバー |
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2位 | 柴犬 |
3位 | ポメラニアン/チワワ/ダックスフンド |
抜け毛が多い犬は「ダブルコート」という毛の生え方が特徴です。皮膚を保護するオーバーコート(冬毛)と、保湿するアンダーコート(夏毛)の2層に分かれています。
これらの毛は春と秋の換毛期に生え変わるので、特にこの時期はしっかりとしたお手入れが必要になります。抜け毛対策やおすすめグッズは後ほどご紹介します(*^-^*)
抜け毛が少ない犬種トップ3
1位 | トイプードル/ビションフリーゼ |
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2位 | シュナウザー/マルチーズ/シーズー/ヨークシャテリア |
3位 | パピヨン |
抜け毛が少ない犬は「シングルコート」という毛の生え方が特徴です。
オーバーコートだけなので換毛期がなく毛が抜けにくいのですが、「絡まりやすい」「毛玉になりやすい」ので、日々のブラッシングやトリミングが必要です。
それでは抜け毛対策と、抜け毛や掃除におすすめのグッズをみていきましょう!
愛犬の抜け毛を防ぐ4つの対策
4つの抜け毛対策
- 1日1回のブラッシング
- シャンプー
- 短くカット
- 服を着せる
抜け毛の量を減らすには、この4つの対策がもっとも効果的です。それぞれにどのようなポイントがあるのかみていきましょう。
【1】1日1回のブラッシング
換毛期はごっそり抜けるので、ブラッシングでお手入れをしている方が多いのですが、換毛期以外でも犬の毛に困っていませんか?
ダブルコートの犬は普段から抜け毛が多いので、毎日ブラッシングすることで抜け毛の量を抑えることができます。
ブラシを変えるだけで抜け毛の量が改善されるので、愛犬の毛に合ったおすすめグッズを確認してみてください。
【2】シャンプー
毛が舞い散らないので効果的な抜け毛対策です。しかし、毎日シャンプーをするのは皮膚に負担をかけてしまうので、1~2週間に1回程度入れてあげましょう。
人間のシャンプーは刺激が強いので、必ず犬用のシャンプーを使用してくださいね。
【3】短くカット
換毛期に合わせてボリュームダウンしておくことで、抜け毛の量を減らすことができます。犬種によってはカットが難しい場合もあるので、トリマーさんに相談してみてください。
【4】服を着せる
特におすすめなのが「肌着」「術後ウェア」などの、身体全体を優しく包んでくれる服です。
犬がどうしても服を嫌がる場合は、生活空間の布製品に静電気除去スプレーをかけておくと掃除がしやすいですよ。
犬の抜け毛対策におすすめのブラシ
「抜け毛対策は試したけど効果がなかった…。」
「ブラッシングをしてもきりがない!」
そんな風に諦めていませんか?ブラシを変えるだけで抜け毛問題が解消するので、ぜひブラッシング用のブラシを見直してみてください。
ブラッシングが快適になるおすすめブラシ
ファーミネーター シェッドバスター | 中にある夏毛がごっそり取れるブラシ。換毛期にオススメ。 |
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ラバースリッカーブラシ | 普段使いのブラシとしてオススメ。 |
抜け毛の掃除が簡単になるおすすめブラシ
コロコロで掃除をする人にオススメ「ファームリムーバー」
洋服やカーペットを軽くなでるだけで、驚くほど毛が取れる商品です。コロコロの消費量が多くて困っている人は、経済的にもお得ですよ(^^)v
掃除機で掃除をする人にオススメ「V7スーパーブラシ」
細い毛や刺さってしまう毛はなかなか掃除機では吸いきれませんよね。そんな時に役立つのが、簡単に毛が取れるこちらの商品です!
ハンディ―タイプもあるので、お好みのサイズを選んでみてください。
抜け毛の時期と病気の抜け毛の見分け方
抜け毛か病気かわからない場合は不安になってしまうと思うので、異常な抜け毛を見分ける方法を見ていきましょう。
抜け毛が起こる時期は春と秋
ダブルコートの犬の毛が大量に抜けるのは、春と秋の換毛期です。
冬になると毛でフサフサになり、夏になるとシュッとスマートになりますが、病気の場合は換毛期とは違う抜け方をするので注意が必要です。
毛の抜け方で病気の抜け毛を見分けよう
【1】ホルモン異常(全身性の脱毛)
全体的に毛が薄くなっている場合は、ホルモン異常によって毛周期異常が起こっています。シニア犬や不妊手術を受けていない場合は要注意です。必ず動物病院で検査を受けてください。
【2】感染症や免疫力の低下(部分的な脱毛)
円形脱毛のように部分的に毛が抜けている場合は、皮膚の感染症か免疫力の低下が原因です。人間の場合はストレスで円形脱毛症になりますが、犬の場合は原因が異なるので速やかに動物病院で診てもらいましょう。
【3】アレルギーやストレス(痒い・気になる部分が脱毛)
アトピーや食物アレルギーで皮膚が痒いか、ストレスで自傷行為を行っている可能性があります。ストレスを見極めるのは難しいので、まずはアレルギー検査を行って原因をつきとめましょう。
まとめ
抜け毛のお手入れは大変ですが、夏と冬で見た目の雰囲気が変わるのもダブルコートの魅力ではないでしょうか(^^) 抜け毛対策やお掃除グッズを使って、上手に抜け毛とつき合ってみてくださいね。