犬の飼い方

犬の鳴き声には意味がある!愛犬の気持ちを理解して無駄吠えを改善

犬

「ワンワンワン!」

愛犬が今日もなにやらお話し中。でも何を伝えているのか、どんな気持ちなのかわからないことってありますよね。

「どこか痛いのかな…」
「ストレスなのかな…」

そんな心配や不安もあるかと思いますので、犬の鳴き声にはどんな意味があるのかみていきましょう!愛犬の声のトーンなどを当てはめてみてくださいね(*^-^*)

犬の鳴き声を聞き分けよう

犬

「ワン」

  回数 トーン 長さ 意味
ワン 1回 高い 短い 嬉しい
ワン 1回 低い 短い やめてほしい
ワンワン 2回 高い リズミカル 嬉しい
ワンワンワン 連続 低くて太い 短い 警戒
ワンワンワン 連続 低い 短くまくしたてる 攻撃前の警告
ワンワンワン 連続 高い 鋭く短い 要求(無駄吠え)

「クーン」または「キューン」

  回数 トーン 長さ 意味
クーン 1回 高くて弱々しい 長い 不安や恐怖
クーン 1回 高い 長い 服従
クーン 連続 低い 長い 要求
クンクン 連続 高い 短い 甘えやおねだり
クンクン 連続 高くて弱々しい 短い 不安やストレス

「ヴーッ」

  特徴 トーン 長さ 意味
ヴーッ 眉間にしわを寄せて、歯をむき出す 低い 長い 威嚇や攻撃
ヴーッ 歯磨きなど苦手なことをされる時に、歯をむき出す 低い 短い 攻撃前の警告
ヴーッ 上半身を伏せておしりを振ったり、飛び跳ねる 低い・高い 短い 遊びに夢中で楽しんでいる
ヴーッ なにかを咥えている時 低い 長い 自分のものだと主張

鼻を鳴らす「ヒンヒン」または「ピーピー」

  回数 トーン 長さ 意味
ヒンヒン 連続 甲高い 短い 不安や恐怖
ヒーン 1回 高い 長い しょんぼり

鼻を鳴らす「フガッ」または「ハグッ」

  回数 長さ 意味
フガッ 1回 短い 匂いを嗅いだ後の嗅覚のリセット
フガッ 1回 短い 気分をリセットしてリラックスする(深呼吸と同じ)
フガッ 1回 短い/長い 不満を感じている(ため息と同じ)
フガッ 1回 短い 鼻水を飛ばして鼻通りを良くする(特に鼻が低い犬種)

遠吠え「アオーン」

  特徴 トーン 意味
アオーン 外の大きな音や他の犬やが鳴いている時 高い お互いの位置確認
アオーン 留守番中 高い 寂しさ(無駄吠え)

まくしたてるように「ワンワン」と鳴く場合や、留守番中に遠吠えをする場合は無駄吠えのしつけをする必要があります。

記事の最後にしつけの方法をご紹介していますので、無駄吠えに困っている方はぜひ実践してみてください!

犬からのSOSのサインを聞き分けよう

「キャン」「キャイーン」「キャンキャン」

  回数 トーン 長さ 意味
キャン 1回 甲高い 短い ぶつけたりした時の「痛い」という鳴き声。
その後、足を引きずったり歩き方に違和感を感じた場合は、骨折や脱臼の可能性があるので獣医師に相談しましょう。
キャイーン キャンキャン 連続 甲高い 長/短 何かしらのケガや病気で、ひどく痛みを感じている鳴き声。 急いで動物病院で検査してもらってください。

愛犬が無駄吠えする理由としつけ方法

犬

犬にとって鳴くことは飼い主に意思を伝えるための手段ですが、次のような無駄吠えはしつけをする必要があります。

  • 飼い主が止めても鳴き止まない
  • 近所迷惑になるほど鳴く

愛犬が無駄吠えするシチュエーションがわかると、しつけのタイミングがわかりやすいので一度確認してみましょう。

無駄吠えをする理由

  無駄吠えしやすいシチュエーション 理由
要求 食事前や遊んでほしい時など 「ごはんが欲しい」「散歩に行きたい」など、欲求が満たされるまで鳴いてアピールしています。
興奮 インターホンが鳴った時など 嬉しかったり驚いたりして興奮状態になっています。
恐怖 他の犬に会った時など 社会性が少なく他の犬が苦手。
その他にも大きな音が苦手など、犬によって恐怖を感じる対象物は異なります。
不安 留守番時など 飼い主と離れることに強い不安を感じています。

無駄吠えは、なかなか思いが伝わらない時や甘やかしすぎなどが原因の場合があります。無駄吠えに怒ってしまいがちですが、犬が悪いわけではないので正しいしつけ方法を身につけて、愛犬との快適なコミュニケーションをとりましょう(^^)/

正しいしつけは「ほめて伸ばす」

しつけ方法の中には「無視する」「大きな音を出す」など、身体的・精神的な罰を与える方法がありますが、しつけをする上で実は逆効果なんです。なぜ罰を与えるしつけは上手くいかないのでしょうか。

罰を与えるしつけが逆効果な3つの理由

  1. 飼い主への恐怖を生むだけ
  2. 信頼関係がくずれる
  3. しつけの意図が伝わらない

罰を与えることは「痛い」「嫌」という気持ちが先行して、犬にとっては何がダメなのか伝わっていません。犬は【ほめられる=良い行動】と理解するので、犬をしつける時はほめて教えていきましょう!

しつけの実践方法

例)インターホンが鳴ると無駄吠えする場合のトレーニング方法

1 インターホン音の前に「おすわり」をさせておやつを与えます。
2 インターホンを鳴らし、その間に「まて」とコマンドを伝えておやつを与えます。
3 もう一度インターホンを鳴らして、同じように「まて」とコマンドを伝えて、少し時間をのばしておやつを与えます。
4 これをくり返して少しずつおやつを与える時間をのばして、最終的にはおやつを与えることをなくしていきましょう。

このように刺激に対して慣れさせることが、無駄吠えをしつけるポイントになります。無駄吠えは犬もストレスを感じている場合があるので、根気よく頑張っていきましょう(^^)

まとめ

犬

犬の鳴き方のパターンと意味がわかると、愛犬とのコミュニケーションがスムーズになります♪

愛犬の行動パターンを観察してみると、鳴き声を聞いただけで意味がわかるようになるので、時にはワンコの目線で付き合ってみてはいかがでしょうか(*^-^*)

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